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カーボンフレームを直す

久しぶりにカーボン補修をしました。
今回の患者は2007年のCR1 TEAM
こいつの登場は、近年の軽量・大口径なカーボンフレームブームを巻き起こしたと言っても過言ではないぐらい
いわゆる名車です。

僕が自転車に一番熱かった時期が2006年前後で、基本的にこの時代の自転車は大好きです。
06年、フレーム単体で1000gのフルカーボン完成車で30万ちょいで買えてしまうというのは驚きでした。
しかも、この07年モデルに至っては30万以下!
大人になったら絶対買おうと思っていたフレームの一つでしたが、
なんのめぐり合わせか、自分の所にこいつが来ました。


さて修理します。
とりあえずヘッドパーツを外します。
なぜかこいつ、ゼロスタックなんですよね。
カーボンフレームに圧入ってちょっと怖いです。

次にクラックですが
IMG_0186.jpg
IMG_0191.jpg
上下パイプに対して垂直に線(クラック)が入ってます。

とりあえず、クラックが見えなくなるまで、削ります。
IMG_0188.jpg
ん?なんだこの赤いものは?
ヘッド部にあった傷からもこの赤いものが覗いていたので、ヘッド部を覆ってる。もしかしたら全体かも。
しかも結構気泡が見える。コア?接着剤?樹脂?うーん、謎です。誰か教えてください。

そして積層構成ですが、基本12Kでヘッド周りには3K使ってるっぽい。
たぶん応力がかかるところはこうしてるだろう。
他のカーボンフレームを削ったことないが、CR1の剛性感はこのあたりが肝なのかも。
ただこの界面で剥離が生じていたので、もう少し3K層を伸ばしてくれると耐久性は上がるかなと。

なんだかんだで削り終えました。今回はクラックが浅かったので楽でした。
そして
IMG_0192.jpg


IMG_0196.jpg
ビニテモールディングです。詳しくはこちらで紹介しています。
今回は削ったのが少ないので大体2plyぐらい巻きました。トップチューブだけ表面に12Kを巻いてます。
ピルプライなんて大層なものないので、いらなくなったレージャーを切って代用しています。

これを常温で1週間放置したものがこちらになります。
IMG_0228.jpg
レージャーの目が粗くて跡が残ってしまいました。まぁここから紙やすりで削るのでこの程度は問題ないです。

削ってクリア吹いて完成デス。
IMG_0292.jpg
トップチューブの12Kは半分以上消滅しました。
なんかボイドが多くて穴ぼこです。樹脂を脱泡出来なかったのが要因ですね。
やっぱりドライカーボンで作る方がこういう煩わしさが無くて好きです。表面もきれいですし。
強度的に不安ですが、まぁ自作カーボンフレームよりは壊れないだろうし大丈夫でしょう。


乗ってインプレしたいのですが…
まぁ、ヘッドパーツは以前のこれが余ってたので不良在庫消化できました。
しかし、手ごろなフォークが無くて組みあがるのはちょっと先になりそうです。
928のやつがあるのですが、コラムがクソ短くて使えませんでした。だからこのフォークあんなに安かったんか。

ちなみに、このCR1はサークルの先輩のフレームらしいので、しばらく遊んだら部車にしようと思います。

おしまい
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リムハンガー作る

押入れの掃除をしたら昔事故ってリムをへし曲げたユーラスの前輪が出て来た。
このまま捨てるのもなんか勿体無いのでリムハンガーを作ることに。


作り方は極めて簡単です。

まずホイールをバラします。

ニップルはバルブのところのカバーを外して取り出せます。

こんな曲がってました。
こいつを治すのは流石に無理ゲー。

ちなみにリムは420gぐらいでした。意外と重いですね。

次は四等分に切る。

けっこう簡単に切れました。


断面

バリがバリバリあるのでバリバリ削り取ります。


そして水洗いをします。

なぜかここからしか流れない


逆にするとこんな感じ、理科の実験みたい。

どうやらここはふさがってるのか

見難いですが、EURUSのRのあたりにくっ付けたあとみたいなのが薄っすら見えます。


ちなみに裏はこんな感じ。

でもなんで塞がってるのだろうか。
溶接ってリムを溶かしてくっ付けてるわけじゃないの?
それともなにか挟んでそれをフィレット溶接みたいにしてるってこと?
溶接わからんぬ。


ハンガー作りに戻ります。

リムが乾いたらリムに穴を開けて、ハンガーのかける部分の金具を差し込みその先をニップルで止めて

完成

ハンガーのかける部分の金具もスポークとかで自作したらよかったのですが、
ユーラスのアルミスポークは曲がらなかったので普通のハンガーバラして使っちゃいました。


このリムハンガーを作るのに、グラインダーとかあったら楽ですが、別に特殊な道具無くて作れるので、
皆さんも廃ホイールがあったら作ってみてはいかがでしょうか。

次に作るならカーボンディープリムで作りたいですね。カッコいいし。
まぁ壊す予定なんて一切ありませんが。


終わり。

フォークを直してみた。

クラックが入ったフォークを直してみた。

患者はアルミコラムのフォークの付け根に落車によってクラックが入ってました。


まずはクラックの進展を見るために削ります。意外と深そう。


なんかカーボンじゃないものが見えてきた。
その下からクラックが進展してる。


これはアルミコラムの端だな。
アルミコラムとカーボンを接着するためにフォークの1/10ぐらいのところまでテーパーを入れながら伸ばしてるみたいだ。

すると今回のクラックはアルミ部分との界面剥離だ。
まぁわかったところでやることは変わりませんが。
でも、テーパーを入れるなら応力集中が起きないようにもっと鋭くしたらいいのに…ゴニョゴニョ


今回も得意技のVaRTM法で直そうかと思ったがプリプレグがあったので、今回はオートクレーブを使うことに。
プリプレグは手が汚れなくていいです。

成形したとき炭素繊維が開かないように耐熱テープでテンションかけながらぐるぐる巻にします。
ホントは真空引くけどね。ちょっと手抜き。

あとはキュアサイクルにしたがって温度を変えて

出来た。
削った感じ3~4plyぐらいだったので念を押して6ply巻きました。

ただ、これだと正直見た目が微妙なので削ります。

ちょっと盛り上がったがこんなもんかな。


そして、乗ってみた。
ちゃんとしたマドンだったので安心しました。

削ってて思ったのがやっぱりUD(一方向)の積層構成にきっとマドンらしい乗り味になる構成があるんだろうということ。
フレーム全体でも絶妙に積層してるから、今回はクロス材で小さい部分を直したが、結果としてマドンらしい乗り味が残ったんだろう。

さっきから連呼してる
マドンらしい乗り味ってなんだって話ですけど。
これを説明すると長くなるし、うまく説明出来ないと思うので、試乗して確かめてください。
たぶん、自転車の硬さとかわかんねぇよーって人でもすぐわかると思います。

まぁ簡単にいうと
小さい路面のギャップを拾わず走りが軽くトータルバランスが素晴らしい
といった感じ。

トレック自体もバイクでいうとホンダみたいなイメージ。
完璧な自転車を設計するとこうなるんだろうな。







でも僕カワサキが好きなんだよね。

それこそが自転車の面白いところだと思います。

長くなりましたがこれで
終わり。
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